イムデベ!

個人的偏見と傾向による映画・音楽・本紹介&レポ

グッド・オーメンズ(のクロウリー)にフリーダイビングキメた7の理由(ネタバレ編)

前回はネタバレなしで10個書いたので、

今回はネタバレありだよ!

7個だよ!(素数)7の70倍…好き!っていう意味だよ!

 

最後まで観てない人はまわれ右で今すぐ全部観るといいとおもう。

 

私がグッド・オーメンズ(というかクロウリー)に

フリーダイビングを決めた理由を以下、列挙します。

 

1.クロウリーがキャットウォーク

なんでかわからんけど、常にモデル歩き。

特に、最終話、燃えるベントレーから降りたときのモデル歩きは必見。

脚をスッスとクロスさせて、腰をふりふり、歩いてくるなり、

マダムに憑依しているアジラフェルに向かって、

「すてきなドレスじゃないか、似合ってるよ」

ってモデル立ちで真顔でラブ全開(観てるこっちは瞳孔全開)

 「david tennant model walk」の画像検索結果

立ち姿までモデル立ち…これはいったいなんでなんだろうと思って

テナント、キャットウォークで検索したら、

ネコとたわむれているテナントが出てきて昇天しかけた(危)

 

2.天使の優しさ<悪魔の優しさ

基本、クロウリーがアジラフェルに優しい。

甘々に優しい。

第一話で天使が翼を傘にして、クロウリーを雨粒から守ってくれるので

ほほう、そういう設定か

と思いきや、第二話からは完全に悪魔が優しい。

優しさがあふれてる。

悪魔だから!優しくされたことないから!

傘代わりの翼いっぱつで、クロウリーゲットだぜ!

 

この悪魔、チョロい(もらい泣き)

 

3.仕草がいちいち中二病

正直1話目では、ふうん面白い程度だった私を、

フリーダイビング決めさせたのは、

ひとえに2話でクロウリーが撃たれて倒れこんだときの

天使の背中についたペンキを、クロウリーが半分身体をひねって振り向き、

天使の肩越しに吐息で吹き飛ばすというアクロバティックな仕草です。

 

最・高。

 

4.キメポーズがキメキメすぎる

3話の教会で「爆弾落ちてくるヨー」ポーズも最高だけど

なんといっても、クライマックス。

時間を止めてアダムと天使と一緒に別世界(?)に行くときと

ベントレーの残骸から拾ったクランク(?)ぶん回して時間を動かすときは

こんな大仰なポーズ見たのは、ヴァン・ヘルシングのドラキュラ伯爵以来だよ!

鼻の奥がツンとくるやつ!!(鼻血)

 

 

5.クロウリーの脚の隙間から見える向こうの景色が美しい

いろんなシーンで実に美しい隙間を見せてくれてる細くて長いテナント脚。

何、その脚、中身入ってる?ってくらい細い。きれい。エロい。

イチオシは消防車の水にぶっとばされるクロウリーの脚ですねえ(感慨深く反芻)

 

ア、でも待って。最終話でサタンが来るぞーってときに地面に

はいつくばったときの股と地面の間の三角形の隙間から見える地面も捨てがたい!

 

6.アジラフェル(半透明)に様子がおかしくなる

5話、身体を失ったアジラフェル(半透明)に向かって、

アグネス・ナッター!

と嬉しそうに叫ぶクロウリー

本を指で叩きながら、

「持ってきたよ!記念に!!」

 

…記念品だったんかい。

 というか、たぶん、(アジラフェルが死んだと思ったので)

形見のつもりだったんだと思うんですけどね…。

クロウリーのばか。可愛い(泣きながら)

 

その直後、アジラフェルにどこにいるんだと訊ねるクロウリー

字幕では「どこにいるんだ」しか出ませんけど、実際は早口で、

「なあ、オマエがどこにいようと、俺はそこに行く。どこにいるんだ」

って言ってる…こいつハルマゲドンのこと絶対忘れてる(笑)

 

ちなみに「タッドフィールドに行け」って言われて、

すっげちっちゃい声で

「行かない」

って言ってるのも聞き逃せない。

この悪魔、色々様子がおかしい。大好き。

 

7.進化したテナントの女装

ものすごい自然。

紫の口紅とカールした赤毛、隠し切れないマダム感。

格段に進歩しているので、ぜひ見比べてみてほしい。

聖トリニャンと今回の女装を!

↓聖トリニャンニャン

「david tennant st trinians」の画像検索結果

まあ、これはこれでありというか、衣装すっげえな(笑)

膨らみ袖に二つボタンは最高だし、コルセットベルトも可愛いけど、

何と言っても、

 

首輪。

 

↓GOナニーテナント

「david tennant good omens nanny」の画像検索結果

オトナの女性になった感じするゥ!

 

 こういう女性いるよね、って思ったところでサングラスの下に透けて

見えている瞳の大きさに注目。

でかすぎる!でかすぎるぞ!!

 

7.涙が美しい

汚れた顔に涙で背景炎背負っちゃってるって、

てんこもりすぎて…え、なんで唇そんな薄いの?ミリじゃね?とか

鼻の穴が細いし、かんぺきな角度じゃん!とか、

二重の幅がまったくぶれないで目頭からまなじりまで延びてるって軌跡じゃね?とか

右の首筋を流れる水の光具合が美しいとか、

 もう、全然、ツッコミ追いつかない(息切れ)

「david tennant good omens final episode」の画像検索結果

 

7.声がおかしい切ない

3話ラストで、

「I don't even like you!」

とアジラフェルに言われたときの

「You do!」

って声が最高。せつなすぎてキュン死。

 

あと、5話でアジラフェルに「全部(書店)燃えちゃったの?」

と聞かれて「yeah」って答えるまえの、

「イインッ、イインッ」っていう…あれ何?

意味わかんねえし聞いたことない英語なんだけど、

 

キュン死。

 

7.ゲイが細かい

ラスト、クロウリーのジャケットの襟裏、赤いカラーがグレーのカラー(タータンらしい)に変わっているシーンは、中身がアジラフェルの証拠。

入れ替わったあとに、ちゃんと赤いカラーに変わっているのを見せてくれる。

(そして「タータンカラーとか勘弁しろよ」と愚痴ってる)

 

7.お互いの恋に落ちた瞬間が明示されている

そこ、手を抜かないんだ~。

原作にないけどバッチリ決める。それがゲイマンクオリティ。

六千年にわたる初恋とか、こんな丁寧に書いた作品ないよ?

なんなら中村明日美子先生が丁寧に丁寧に描かれたBL名作

「同級生」だって、高校3年の1年間で恋に落ちて、結ばれる話だからね?

 

六千年って初恋に落ちるまでの時間じゃないよ!?

 

そんな人間の時間感覚なぞ、天使と悪魔とゲイマン先生の前には無意味。

 

エピ3の前半丸々使って(原作にない)エデンから始まる

二人の恋の道のりを延々やらかしてる。 

 クロウリーは、最初っからアジラフェルが気になって気になって仕方なくて、

ローマで「クッソ可愛い、嵌った」って顔するし、

アジラフェルは、あんまし何も考えてなかったのが19世紀末のイギリスで

「ぜったい消えないで!」って所有欲むき出しにし始めて、

100年後の戦時中、本を「ちょっとした悪魔マジック」で助けてもらったときに

「トキメキ☆☆☆」

って顔でクロウリー観ちゃうし、うわ、こっちが恥ずかしいやつじゃん!

恥ずかしいやつじゃん!!

 

キュン死。

 

今のところ以上です。

思い出したら追記します。

今、もう何回GO観たかわかりません。二人のとこしか観てないけど(待て)

イインッイインッって言うテナントだけで言ったら

何十回観てるかわかんない。アレやばい。