イムデベ!

個人的偏見と傾向による映画・音楽・本紹介&レポ

映画

2022年総括

覚えている限りで2022年に観た映画・ドラマ,読んだ本・聴いた音楽等を総括してみました(漫画は多すぎるのでおすすめしたいブツのみ).自分用のメモみたいなものなので,非常に身勝手で率直な感想や評価をつけています.それでもいいよーという心が太平洋…

2021年総括

覚えている限りで2021年に観た映画・ドラマ,読んだ本・聴いた音楽等を総括してみました(漫画は多すぎて諦めました!).自分用のメモみたいなものなので,非常に身勝手で率直な感想や評価をつけています.それでもイイちうかたのみドゾ. 本 1位「蛇の言…

デヴィッド・テナント祭り~フライトナイト(2011)

これ、1985年の映画「フライトナイト」のリメイクなんですが、私、子供のころにTVでその85年版の「フライトナイト」を観て、夢中になったんですよ。 吸血鬼役のクリス・サランドンに。 エロかった。 とにかく生々しいエロだった。 小学生が観ちゃいけないや…

デヴィッド・テナント祭り~GO!GO!L.A. (LA without a map) (1998)

タイトルからして駄目そうだけど、 当時、ヴィンセント・ギャロが日本で大人気だったからか 日本公開はちゃんとされたこの映画。 おかげさまで字幕有りのDVD鑑賞。 ありがたい。ありがたいけどさ、もっといいテナント作品あるんだけど!? ともあれ、ラブ…

2020年総括

覚えている限りで2020年の映画,本,CD等を総括してみました.自分用のメモみたいなものなので,非常に身勝手で率直な感想や評価をつけています.それでもイイちうかたのみドゾ.気に入ったやつには一応短いあらすじにもならない紹介文をつけてみました。 …

海外オタがV6ファンになって感涙したこと10選

そういや1年前はトニセンのディナーパーティだったわ… なんて懐かしく振り返りつつ、 本当はV6の”うわ!またとんでもないことやりおった”な配信ライブの話を書こうと思っていたのですが、パーフェクト過ぎて手も足も出ねえので、くだらない話します。 くだ…

間違いなくハッピーになれる80年代映画3選!

今日はすごい嫌なことがありましたね! 都民のみなさんがそんなまさか、 全然エコでもなんでもない金食い虫のオリンピックファーストで、 橋赤く光らせてトーキョーアラート☆って叫んでみたり、 果てはウィズ・コロナとかもう何言っちゃってんのこの人大丈夫…

デヴィッド・テナント祭り~Recovery(2007)海賊じいちゃんの贈りもの(2014)バッド・ディシジョン(2018)

3本一気に紹介するよ! それにしても改めて、テナントのふり幅の広さと、肩幅の狭さに感嘆。 「Recovery」 2007年BBC制作、TV映画。テナント演じる主人公アランは家族を大事にする普通のサラリーマン。ある日、ちょっとした不注意から事故にあって頭部に損…

こんなときなのでオススメのパーフェクトな映画3選~3.「マーラー」

ケン・ラッセル監督作品。主演はロバート・パウエル。制作は1974年(!)で諸事情あって1987年に日本初公開されたという古い映画なので、まずはトレイラーでも観てもらわないことにはどなたも観る気がしないだろうということで、まずはこちらをどうぞ↓ MAHLER…

こんなときなのでオススメのパーフェクトな映画3選~2.「落下の王国」

原題「The Fall」ターセム監督作品。2006年。 予告編は盛大にネタバレを含んでいるので下の方に貼ります(なんでなんだ) 主演は当時無名に近かったリー・ペイス。なぜ、無名に近かったかは後述。監督はターセム・シン。前作が「ザ・セル(The Cell)」なの…

こんなときなのでオススメのパーフェクトな映画3選~1.「ベルリン 天使の詩」

ヴィム・ヴェンダース監督作品。1987年。 主演の俳優たちは皆さん、天国に行かれてしまいましたね。早い。公開当時、単館上映だったのが口コミで広がって、劇場のビルをぐるりと並ぶ列ができてニュースになったことを懐かしく思い出します。私は映画館に行け…

2019年総括

覚えている限りで2019年の映画,本,CD等を総括してみました.自分用のメモみたいなものなので,非常に身勝手で率直な感想や評価をつけています.それでもイイちうかたのみドゾ.気に入ったやつには一応短いあらすじにもならない紹介文をつけてみました。 …

デヴィッド・テナント祭り~トップギア(2007年、2017年)のデヴィッド・テナントが出ている部分のみ観たヨ!

グッド・オーメンズのおかげ様でテナントの出演作品を全部観るぞ!と張り切ってみたものの、おいおい、これクレッチマンレベルの出演作の多さじゃん(遠い眼)えー、評判のよいものから観ていきます。 というわけで、以下、トップギアへのゲスト出演2回分に…

トーマス・クレッチマン祭り~番外編:脇役だよ全員集合!

やっぱり、脇役多いんですよ。 脇役でもトーマスはハレンチにエロいんですよ。 そこのところを強く主張したいなと思いまして、 全部脇役だけど一気に紹介というか、 推しまくります。 ところで、私の個人的意見なんですけど、 クレッチマンってハレンチなエ…

トーマス・クレッチマン祭り~神作品3本(表版!その3)

あいだが開いちゃったんですけど、クレッチマン祭り続行です。 表版、2本紹介したところで、ふと正気に戻ったんですよね。 2本ともクレッチマン、ほとんど出てないじゃんっていう。 脇役っていうか、なんなら脇役の脇役くらい。 戦場のピアニストはキーパー…

トーマス・クレッチマン祭り~神作品3本(表版!その2)

(前回までのあらすじ) ポランスキー監督が見出した、 エイドリアン・ブロディとトーマス・クレッチマン という全くベクトルの違う最高にハンサムな組合せを 遠くニュージーランドからじっと見つめる男がいた。 彼の名はホビ… クレッチマン神作品、2本目と…

トーマス・クレッチマン祭り~神作品3本(表版!その1)

前回に引き続き、突然のクレッチマン祭り。 今回は表の神作品3本をご紹介したいと思います。 いやー、かなり迷ったんですよ…何で選ぶかを。 トーマス的においしい作品にするか、 映画自体がいい作品にするか、 っていう…必ずしも一致しないんで。特にこの人…

トーマス・クレッチマン祭り~イントロダクション

何があったというわけでもなく、 突然ですがドイツの至宝、トーマス・クレッチマン祭りです。 トーマス観るならコレを観ろ!な至高の3本をご紹介したいと思います。 なんで3本かっつーと、だいたいのブツがトリロジーになる昨今、2とか中途半端な感じするし、…

ボヘミアン・ラプソディとマイ・ジェネレーション(2)

というわけで「マイ・ジェネレーション」ですよ。 これはもう、公開をずーっとずーっと待ってて、向こうじゃメディア化されちゃって もうだめだ、日本公開ナイ…って思ってたらいきなりの日本公開でハッピー! 「ボヘミアン・ラプソディ」も後押ししたのかな…

ボヘミアン・ラプソディとマイ・ジェネレーション(1)

この冬観て良かった二大映画を、いっぺんに紹介したいなーと思って書き出したんですが、年代的には、マイ・ジェネレーションが60年代、ボヘミアン・ラプソディが70年代以降なので逆なんですよね。 でもまあ、ボヘミアン・ラプソディの方が日本公開は先だった…

スター・ウォーズ 最後のジェダイ

正直、まったく観る気がなかったんですよ。 だって、前作、つまりJJエイブラムス監督作があまりにカスだったじゃないですか。 史上稀にみる最悪の焼き直し。 いやー、あんだけ酷い映画観たの久々だったなーっていうか、 JJ、ハン=ソロを意味なく殺した…

クリスマスに恋人と見るべき映画3本

♪恋人はサンタ……私、マイケル・ケイン様がいいです(真顔) こんばんは。小学校のときからケイン様が好きなマキコです。 想像してごらんなさい。 マイケル・ケイン様がサンタクロースの格好して、 扉の向こうに立っていて、 少しシッケたクッキーの入ったエ…

兄弟モエ属性の人に薦める神映画2本!

兄弟モエと言えば、色んな映画があるわけですよ。 「ロード・オブ・ザ・リング」のボロミア、ファラミア兄弟とかね。あれはなんだろうね、かわいくてけしからんよね。 「処刑人」のコナーとマーフィーに関しては、あれはエロくてけしからんかった。 「スーパ…

アトミックブロンド Atomic Blonde directed by David Leitch, 2017

全然前情報なしに観に行ったんですが(シャリーズ・セロンのアクション映画というだけ)存分に楽しんできました。 以下、ネタバレを含むので、何も知らずに楽しみたい方は回れ右をして映画館へどうぞ。 できるだけ音響の良い映画館で観ることをオススメしま…

ダンケルク "Dunkirk" 2017 UK, etc. directed by Christopher Nolan

第二次世界大戦時、ドイツ軍によってフランスの海岸線「ダンケルク」に追い詰められた総勢40万のイギリス・フランス両群をイギリス軍と民間ピーポーが救出に向かった実話をもとにしたノーラン先生の大作映画。 ざっくりまとめりゃ究極の閉塞感ムービー。 海…

美女と野獣 "Beauty and the Beast" 2017 US/UK directed by Bill Condon

エマ・ワトソン主演、共演がルーク・エヴァンス、ユアン・マクレガー、そしてサー・イアンということで非常に楽しみにしていたんですが、非のうちどころのないファミリー映画だった、というかもっと端的に言えばディズニー映画だった。 悪くないよ。 でも残…

『美女と野獣』についての雑学(3)

ものすごく長くなってしまった。 なかなか最新版に話が辿りつかないので、たぶん辿りついたときには息切れしている(私が)。 さて、コクトー版の次はディズニーのアニメ映画版だから、ずいぶんと映像化の間が空くことになる。 まあ、コクトー版が凄かったか…

美女と野獣についての雑学(2)

さて、『美女と野獣』の映像化、と言えば、私にとってはなんといってもジャン・コクトーの映画。 これは影響を受けてないクリエーターはいないと思うので、『美女と野獣』の映像化におけるベースと言ってもいいと思う。 ストーリーはボーモン夫人版にほぼ忠…

『美女と野獣』についての雑学(1)

2016年度版の、と言えばいいのか、それよりかはディズニー実写版と言った方がとおりがいいのか、とまれ現時点で最新の『美女と野獣』を観てきたついでに、私の人生における美女と野獣にまつわるアレコレで得た雑学というか、まあ、無駄知識なんですけど、感…

バットマンVSスーパーマン “Batman vs Superman: Dawn of Justice” 2016 US directed by Zack Snyder

アメコミというのは日本のコミックとは随分と事情が違っていて、たとえば同じ漫画を違う漫画家が描いたり、違う漫画のキャラクターが出てきたり、というのは普通にあることらしい。 したがって、スーパーマンが活躍しているニューヨークのすぐ傍にゴッサムシ…