デヴィッド・テナント祭〜80日間世界一周(2022)
ジュール・ヴェルヌの「80日間世界一周」を現代風にアレンジした(とはいえ舞台は原作そのまま1872年)ドラマ全8話。
主人公は英国貴族ボンボン、フィリアス”この20年間新聞より重いもの持ったことありません”フォッグ。
お人好しが金持ってるとこうなるという見本のような人物で一言で言えばカモネギ。
でも見た目は最高。
だってデヴィッド・テナント(前髪ウェーブロングでヴィクトリアンスーツ)だぜ!やったー!80日間、たっぷり楽しめる〜!!
そして主人公の旅に同行する怪しいフランス人パスパルトゥーと、女性ジャーナリストのアビゲイル。
三人ともそれぞれ悩みを抱えていて、
みんながそれぞれ有能なところがあって補い合うのねと思いきや、
全員ポンコツなところからのスタートで、
80日間の旅を通してめきめき成長しちゃうぞ!
おまけに、毎話、毎話、
・異常なまでのハラハラドキドキ展開
・英国安定のサービスショットもあるでよ
で視聴者七転八倒。こういうの大好き!!
見終わった後、いやー楽しかったと汗を拭う一種のスポーツ後の爽快感。
ゴージャスな衣装とセットも楽しめる。
あと音楽が
ハンス・ジマーだぞー!!
シリーズ2も既に決まっているということでたいへん楽しみですが、
一点、どうしても主張しておきたいことがある。
フィリアス・フォッグ君とアビゲイル父が学友って無理がないですか!?
↓フィリアス・フォッグ演じるテナント
↓アビゲイル父演じるワトキンス
中の人、9歳年上じゃん。そうだよね。
もっともアビゲイルちゃんのパパ上であればテナントでも(年齢的には)おかしくない筈なのと、19世紀末の英国の平均寿命が50代くらいだったことを考えると(お金持ちはもうちょい長いかも)、当時の見た目的にはワトキンスが正解、年齢的にはテナントが正解ってとこなんでしょうか。
いや、なんか学友って言われてそこが一番びっくりしたよね・・・
というわけで、
ドキハラ超楽しい度 ★★★★★
テナサービスショッ度 ★★★★★
テナントファンじゃない人にも普通にオススメ。
楽しいよー!