2021年総括
覚えている限りで2021年に観た映画・ドラマ,読んだ本・聴いた音楽等を総括してみました(漫画は多すぎて諦めました!).
自分用のメモみたいなものなので,非常に身勝手で率直な感想や評価をつけています.
それでもイイちうかたのみドゾ.
本
1位「蛇の言葉を話した男」アンドルス・キヴィラフク
ぶっとんだ設定とストーリー展開に夢中になってあっという間に読了。ただの物語として読むも良し、歴史物として読むも良し、現代社会に置き換えて読むも良し。自分はどこに属するか考えながら読むも良し。 ハラリの「サピエンス全史」に人の不幸は農耕民族になって始まったとあったのを思い出してちょっと笑った。 いずれにせよ幸福だと信じれば幸福、それが絶対的多数に属していればハッピーエンド。明白な利便性すら多数の前には意味を成さないという実に身に沁みる皮肉(或いは不幸)に満ちた物語。実際そうだもんね。
2位「言語の七番目の機能」ローラン・ビネ
訳文が非常に読みにくく苦労した(高橋氏の翻訳っていつもはこうじゃないよね)。前回のHhHHとは違って語り手が完全に物語に埋没していながら、時々顔を覗かせる奇妙な構成。すごく不思議な本なんだけどなぜか面白い。うっかりしたらゲラゲラ笑える。ロラン・バルト近辺に詳しい人ならもっと笑えるのかもしれない(それか怒るかどっちか)。それにしてもほぼ全員実在の人物で中にはご存命の方もいらっしゃるのだが、幾ら小説でもこんなこと書いて訴えられたりしないのだろうか…
3位選べなかったので2冊。
3位「天使の蝶」プリーモ・レーヴィ
科学者である著者が書いた超現実的な短編集。
カフカとシュールレアリスムの間を漂いつつ、独特のトンデモ科学を展開し、ストーリーの世界に読者を引きずり込む。
3位「アフター・クロード」アイリス・オーウェンス
70年代版フリーバッグ。但しフリーバッグのような救いは現れず、主人公は思い込みの沼に飲み込まれていく。彼女が心から思い込んでいるのではなく、自分自身にこのモノローグで暗示をかけていると思われるところが悲惨。おそらく外国での出来事が原因と思われるがそれは最後まで語られることがなく、彼女の闇を感じさせる。この時代より確かに私たちは自由になったが、いまだもがいている最中だ。70年代にこの物語を書いたアイリス・オーウェンスの勇気は凄まじいものがある。あと、翻訳が最高にきまってる。名訳。
以下、順番適当。オススメの本は画像付き。
「神様の貨物」ジャン=クロード・グランベール
人種差別の怖さ、憎しみとは何か、生命とは。
非常に短いし、字も大きいし、ということで、中学・高校あたりで読んでおくことをおすすめしたい。 人の心が悪に巣食われるというのはどういうことか、 善き心とはどういったことから生まれるのか、 考えるよい機会になると思います。
「ボーンクロックス」ディヴィッド・ミッチェル
冗長。これほど長くする意味が見当たらない。もっとタイトだったら面白かった、かも。
いずれにせよ終盤の展開はいただけない。
「マグヌス」シルヴィー・ジェルマン
多面体のガラスの欠片のような小説。新たな形の輪廻転生。
「FISH!」スティーヴン・C・ランディン
ビジネス&自己啓発本。面白いけど、これが日本企業でできるかっつーたらできんよ。
「星降る夜に」ジュディス・クラーク
子供向け
「グレゴワールと書店主」マルク・ロジェ
朗読って読書とはまた全然違う世界の話。
これまで本に興味を持てなかった主人公が書店主と出会って朗読の世界にのめり込んでいく部分は面白いが終盤になって少々意味不明な展開になった。残念。
「オオカミが来た朝」ジュディス・クラーク
オーストラリアの歴史や風景が楽しめるが、子供向けの本なので今ひとつ物足りない気がしてしまう(もう終わり?的な)。小学生のときに読んでいたらずっと好きな本として思い返す一冊になっていたと思うので、小学生の子供さんにオススメしたい。
オーストラリアを舞台に恵まれない境遇に育つ主人公が何とかその境遇から抜け出そうと若さと勢いで頑張る話。
すべての伏線が回収され、ピースが嵌っていく爽快感。楽しさと時間の捻じ曲げ方。
「羽田さんに聞いてみた、小さな幸せの見つけ方」羽田美智子
羽田美智子さんが好きだ。
映画(配信・DVD)
予告編貼り付けてますけど、基本的に日本の予告編はネタバレが多いのでお気をつけください。
1位「アバウトタイム ~愛おしい時間について」
ドーナル・グリーソン主演、パパ役にビル・ナイってだけで、万歳!
なんだけど、素晴らしい映画でした。
いっけんラブコメかと思わせておいてそんなんじゃない、実に深い話でこれが驚いたことに。
家系でタイムスリップできる主人公がどう人生を組み立てていくか、何が人生のその時に大事なのかを丁寧に描いた映画。
2位「Tenet」
中毒性のあるタイムラインインバース構造。
タイムトリップではなく、エントロピーの増減で時系列パラドックスをぶち抜いたノーランの新たな時間理論。すべてが美しい。
3位「サウンドオブメタル」
難聴になった青年が音を失った世界で生きていくためにもがく物語。
非常に美しく、音のない世界で音を見るという稀有な体験をした。
以下順不同。お気に入りにはトレイラー貼った。
「ラ・ジュテ」
28分間の短編。第三次世界大戦後、地上で生きられなくなった世界でタイムトリップを試みる話。多分、荻窪のシアター・コリンに通っていた頃に観たら好きになってた。
「シングルマン」
トム・フォードの美意識。カタストロフィ、予期された終幕の幼さ。
私には合わない。
「バードマン」
美しい。汚わいにまみれた最期という限定付きの美しさ。
イニャリトゥの画面が私は好きだ。
「デヴィッド・ボウイ最期の5年間」(※予告編が無いのでアマプラリンク)
ドキュメンタリ。最後の最後まで新しいことに挑戦し続けた唯一無二の星。
「僕を葬る」
なんというか…この映画の目的はいったい…(困惑)
「キル・ユア・ダーリン」
アレン・ギンズバーグが若き日に巻き込まれたというか遭遇した実際にあった殺人事件の話。
アレン・ギンズバーグをダニエル・ラドクリフ、彼が同性愛的な想いを抱く相手ルシアン・カーをデイン・デハーン。
二人がすごくいいんだよね。組み合わせ的に。
問題は私がビートニク嫌いだってだけです。
「神と共に」1,2
韓国アクション映画って初めて観たんだけど、凄いですね!
アクションかっこいいし、ストーリー展開がてきぱきしてて面白い。
「DES」(※日本版の予告編が無いので海外版予告編リンク)
実在のシリアルキラー、デニス・ニールセン(通称デズ)をデヴィッド・テナントが見た目からそっくりに演じたテレビ映画。
完全に感情を抹消したような光のない眼が半端なく怖い。
「GO! GO! LA」
イギリスの片田舎で牧師やってた青年がアメリカから観光に来た女の子にひとめぼれしてLAまで追っかけていくというテナントの無駄遣いこの上ない映画。
若いテナントが観たい人にのみオススメ。
「ネオンデーモン」
グロ。
「ワン・デイ 23年のラブストーリー」
アン・ハサウェイの恋愛モノはかたっぱしから観てやろうと思うくらいアン・ハサウェイが好きなんですよ。
でもこれはなー、ないなー。そのオチはもうやられつくしてるでしょうっていう。
「レディプレイヤー1」
みんな80年代のノリ好きでしょう?っていう感じが私はあまり好きじゃない。
ポップコーンムービーだけど、80年代に観たかったな。
「オーシャンズ8」
たぶん皆さん同じ感想を持たれると思うんですけど、ルー様に抱かれたい。
「Nativity 2」
テナントが出演するクリスマス家族向けドタバタコメディムービー。
テナントファンに需要がある。
「雨の日は会えない、晴れた日は君を想う」
だからネタバレするような邦訳つけるなと何度も言ってるのに!
現題は「Demolition」(解体)交通事故で妻を失った男が精神を病みつつ、救いをー求めてー色々解体するうちにーシングルマザーと出会いー、書いててばかばかしくなってきた。
まあ、なんというか主人公がクズすぎて全く同情も共感も持てない、ジェイク・ギレンホールとナオミ・ワッツの無駄遣いが過ぎる。
「チャーリーズエンジェル」
クリステンが最高にいい。深く考えないで楽しむと吉。
「フライト・ナイト」(リメイク版)
コリン・ファレル吸血鬼が子供のときに見初めたデヴィッド・テナントが吸血鬼ショーのホストとして大成するのを温かく見守る話。
になってたけど、いやいや、そういう話だっけ?(困惑)
コリファレとテナントファンには猛烈に推せる。
「ジョン・F・ドノヴァンの死と生」
ようやくカフカの審判の門の意味がわかった気がした。
エンド・クレジットに流れるThe Verbsの「Bitter Sweet Symphony」がこの映画のすべてを語っている。
グザヴィエ作品の中ではアクが薄めで見やすいのでは。
最後にチラッと出てくるGIJS BLOMという俳優さんが美しい。
「ジョン・ウィック3」
再見。
何度見てもマーク・ダカスコスの無駄遣い。
もっと!なんとか!しろ!
話が破綻しすぎていて、あとは崩壊するしかない様相。せっかく2はよくできてたのにねえ。
壮絶な駄作で驚いた。
「アバウトタイム」と同じ人が作ったとは思えん。
「メッセージ」
ビルヌーブ監督映画って観てるときは映像美と勢いに飲まれて猛烈に感情揺さぶられるんだけど観終わったあとで正気に戻って、あれ?今のストーリーって中身が…ってなる感じがある。これもそうだった。とても良い映画だけど、正気に戻ってはいけない。
「461個のお弁当」
冒頭に「これはお弁当の話である」という注意が入るんだけど、まさにその通りだった。
お弁当の話です。
眼鏡イノッチを楽しむといい。
毒にも薬にもならぬ佳作という感じだったが、エンド・クレジットですべてが台無しに。
あんなエンド・クレジット映像つけたらただのジャニ映画になっちゃうじゃん。
「ある天文学者の恋文」
天文学を学ぶ主人公の恋人は著名な天文学者だったがある日彼が忽然と姿を消し、彼女に恋文が届くところから始まる物語。
「P.S I love you」を彷彿とさせつつ、天文学者ならではの言い回しや二人の間だけで理解される専門的な知識のやり取りが浮世離れしていて美しく、ふたりの年の差にいやらしさを感じさせない稀有な映画になっている。
あと、天文学者がジェレミー・アイアンズ。ジェレミー・アイアンズ。
「ナイブズ・アウト」(再見)
何度見ても面白いな。
ライアン・ジョンソン監督作品はストーリーテリングが素晴らしいよね。
JJが3でぶっ壊さなければSWの最新三部作も素晴らしい展開になったのに。
「死神の精度」
金城武の美しさなしには最後まで観る気力が持たなかったであろうブツ。
この雰囲気なんとなく覚えあると思ったら案の定原作が伊坂だった。
なぜか伊坂原作の映画化はおおむね失敗するという不思議。
「ファブル2」
冗長だった1と比べて格段に良い出来だった。
原作よりも派手でてんこもりのアクションに、原作独特の落ち着いたストーリーだとか、絶妙の笑いもきれいに嵌って、満足。
ただ、ひとつだけ難を言えば、この監督、音楽の使い方が下手。
あと、岡田くん、あまり無茶苦茶しないでください。ファンとしては心配です。
ドラマ
日本モノと洋モノ、別にします。
日本モノ。
1位「大豆田とわ子と三人の元夫」
生々しいタイトルから想像するものとはまったく真逆の大人のためのファンタジー。
ひとのいいところではなく駄目なところを愛することができる主人公とわ子を演じる松たか子の絶妙なコメディセンス、元夫1の松田龍平のなんともいえないムード感、元夫2の東京03角田の憎めないしつこさ、元夫3の岡田将生のなぜか可愛い半端ない面倒くささ。
誰もが抱える小さな悩みから現代社会問題(ジェンダー問題、LGBTQ+からヤングケアラー)までふんだんに抱え込みながら、けっしてとっちらからない物語の奥深さが素晴らしかった。
あと音楽が素晴らしい。書下ろしらしいが、どれもがそれぞれのシーンにかんぺきにはまっていて、本当に美しかった。
エンディングのキャストによる週替わりラップも楽しめた。
2位「天国と地獄」
高橋一生、綾瀬はるか主演2人の演技もすさまじかったが、さらっとした佇まいで視聴者の心を奪う柄本の存在感よ。
男女入れ替わりモノなんて今更どうする気かと思いきや、殺人鬼と刑事の入れ替わりモノってのは全然違う次元だった。
ストーリーもいいし、演技合戦も楽しめた。
あとうっかり八兵衛みたいな溝端順平が可愛かった。
3位「岸辺露伴は動かない」2
まさかの続編!
高橋一生最高のはまり役ではないかと思う。
今回は歌舞伎界とJOJO世界のコラボが最高に映えてた。ぞくぞく怖い。
以下順不同
「カルテット」
あまりに評判がよくて見逃していたのがアマプラで観られた。
配役が最高。早口のセリフまわしが愉快。サスペンスから始まり童話的に終わるファンタジー
「MIU404」
あまりに評判が良くて(以下同文)ようやく観た。綾野剛が凄い可愛かった。警察バディもので、話もいいけど、兎に角キャラ立ちしているのがいい。特にボンボンが良かった。続編求。
「緊急取調室」
小日向さんがかっこいいのと、最近あすかちゃんが参入したのと、スペシャルでみんな大好き野間口くんが舞い降りたのと。
コレ、面白いから続いてほしいシリーズなんだよなあ。
「あのときキスしておけば」
いいなーと思うときもあれば、うーんなときもあり。
いまいち乗り切れないながらも三浦翔平の狂気のやどった眼差しに爆笑した。
「特捜9」
小宮山村瀬ファンとしてはたいへんに嬉しい展開なのだが、津田さーんんんんn!!!
「呪術回戦」(アニメ)
妹にすすめられて観た。高専対抗戦あたりでテンションの高さにうんざりしたので観るのをやめて原作読んだ。
洋モノ
1位「Staged」シリーズ1,2
デヴィッド・テナントとマイケル・シーンが本人役で登場、パンデミック下で自分のデビュー作が流れることを恐れた脚本家の青年サイモンが二人にZOOMでリハをやろうと持ち掛けることから起こるドタバタコメディ(S1)
そんなStagedがアメリカでリメイクされることになり、なぜか自分たちの役を外されたテナントとシーンが役を取り戻そうとするドタバタコメディ(S2)
ZOOMでどこまでできるかを試したドラマであり、かつ同時にエンタメ界の人たちがパンデミック下で感じた不安をリアルに描いたドキュメンタリとしての側面も持つと思う。
2位「FLEABAG」シリーズ1,2 日本版の予告編ないけどアマプラで観られる。
主人公は親友とハムスターカフェを営む女性だが、親友は自殺し、何もかもが上手くいかず、姉も父も誰もかれもが彼女に敵対しているように感じている。
その気持ちを全編モノローグで視聴者ぶん殴る勢いでぶちまけるのが最高に痛快。
この作品の脚本・主演を担ったフィービー・ウォーラー=ブリッジは007の最新作でも脚本を担当。ちなみにBroadChurch S2にもStaged S2にも出てる。
「BroadChurch」シリーズ3
※日本語版トレイラーが無いけど時々有料チャンネルで配信されます。
英国発の超ダウナー刑事モノの第三作。
イヤイヤ期アレックが可愛い。2よりは断然いい。
S1は贖罪、S2は赦し、S3は快復なんでしょうね、たぶん。
それにしてもこういうじっくり描く系の刑事ドラマをやれるのは英国ならでは、という感じがします。地味だけど非常に質が高い。
3位「911」S4
大好き!!
今いちばん好きなドラマシリーズは確実にコレ。
あまり近くに観ている人がいないのが寂しいですが、隊長をはじめ、みんなキャラ立ちしてるし、何よりみんないい人たちで(過ちはおかす)観ていてうるっとする。
特にチムニーがお気に入りです。
以下順不同
「モダンラブ」S1 日本版の予告編ないけどアマプラで観られる
意外や意外に面白いのでタイトルにウゲっとならずに最初の話だけでもまずは観てほしいと多方向に勧めているがあまり観てもらえない。
本当に良作。
兎に角最初の1話が最高にいい。他もいい。
「GRACEPOINT」
BroadChurch S1をなぜかアメリカリメイクして大爆死。
同じ制作陣、同じ主演でなぜここまで雑なブツができあがるのだろう。
「911 Lone Star」
911のスピンオフ@テキサス。まさかの主演ロブ・ロウで、レトロな美貌がいい感じに錆びてて、今の方が昔のギラギラしてた頃よりずっといい。共演はこれまたまさかのリヴ・タイラー。相変わらず声が可愛い。
911本編同様、脚本が非常に良く面白かった。次のシーズンも楽しみ。
(ただし、リヴ・タイラーはコロナ下のためシーズン2は出演見送りとのこと)
「ハンニバル」 S3E1のみ鑑賞
だって、トム・ウィズダムが出てるから。
トム・ウィズダムすごく素敵でした…さくっとやられるけど。わかってたけど。
「ナイン・パーフェクト・ストレンジャーズ」 アマプラで視聴
ニコール・キッドマン、ルーク・エヴァンス共演の謎エステで薬物ハイから心霊ジャンルに飛び込むヨガドラマ。
意味不明ですが何というか斬新で面白かった。
難しく考えずにさらっと観るといいように思う。
「シドニー・ラグジュアリー」S1 日本版の予告編ないけどアマプラで観られる
ドキュメンタリもの(と言い切るにはいささか作りこみが多い気もするけど)。
シドニーを舞台に高級物件だけを取り扱う不動産屋x2と仲介業者が時に仲良く、時に裏で暗躍する、楽しい話。
高級物件が最高にバカバカしいほど高級なので眺めるだけでわくわくしてくる。
「ファウンデーション」S1 E1
リー・ペイス様が出ているので観たいんだけど、苦手なタイプのSFファンタジーだったりのでちょっとつらかった。E1でまさかのリタイア(私が)
CD/DL
基本CD買い。CD出してない場合と1曲しか欲しい曲が無い場合のみiMusicで1曲買い。
順位無し。
London Grammer
たぶん何かで何かが流れていて(思い出せない)、おっとこりゃ大変となって最新アルバム購入。
ボーカルの澄んでいながら力強い歌声にやられて過去のアルバムも購入。
素晴らしいバンドを(遅ればせながら)発見。
特に「Missing」が最高。
"Californian Soil"
"Truth is a beautiful thing"
"If you wait"
V6
"Very6 Best" 4形態
"僕らはまだ/MAGIC CARPET RIDE"(シングル)
"STEP"(アルバム)
そっとしておいてください…
つか、解散直前にMAGIC CARPET RIDEとか、Blueとか名曲出すのってどうなんですか。
全然、収束しなくていっそつらい!好き!
"Won't Stand Down"
ニューシングル。
んー、なんというか、嫌いじゃないけど、そっちじゃないんだ。
低音は最高。
"Orgin of Symmetry (XX Anniversary RemiXX)"
MUSE史上最強アルバムの座をおそらくは譲らないであろうOoSのアニババージョン。
なんか音がおそろしく分厚くなってて(もともと分厚いのに)面白そうだったから購入したが、これはちゃんとしたオーディオシステムで聴くべきブツ。
Official髭男dism(で合ってる?)
"Cry Baby"
他の曲には特に関心をひかれなかったがこの曲が気に入ったという理由で一曲買い。
なんか気が狂ってるようなメロディラインが良かった。
Type Two Error
"Your Castle's in the Sky"
"Pushing Up"
ニューシングル
元Cooper Temple Clauseのベンとあともうひとり(いきなり失念)が作ったバンドで、もう何年も経つのでそろそろアルバム出して欲しいけど色々大変そうなので、兎に角、曲が出たら即課金するのでアルバム出してください。
私はベンの声と曲が大好きなので(この美しい声と、ものすごくダウナーな音楽のすばらしさよ)、もっと欲しいもっとくれ。
ちなみにこの公式PVで日本語訳もついてるのはベンが東京生まれだから(?)
Imagine Dragons
"Mercury Act 1"
新作アルバム
力強いボーカルとキャッチ―なポップロックで相変わらず楽しいアルバム。
だいたい期待を裏切らない。
The Last Shadow Puppets
"The Age of the Understatement"
"Everything You've Come to Expect"
YouTubeふらふらしていて出会った。
アークティックモンキーズとラスカルズのボーカル2名で結成されたユニット。
2013年から活動してないからまだやってるかわからないけど。
アークティックモンキーズもラスカルズもどちらも私の好みではないんだけど、ラストシャドウパペッツのレトロ趣味の音楽はなぜかツボだった。
非常にエロティックでいい。
PVはなぜか二人でいちゃいちゃしている。詳しくないのでよくわからないが超仲良しらしい。
"Thick As Thieves"
ずっと前にバンド名タイトルのアルバムを買って、”Trembling Hands"以外良くねえな、と思って放っていたのを改めて聞いたら物凄くいいことに気付いたので慌てて2016年に出ていたこのアルバムを購入。
物凄く良かった。歌詞も美しく、メロディも明るいなかに陰鬱さがあって好み。
「Fall Together」が特にいい。
Nothing But Thieves
"Moral Panic II" (EP)
コロナ下でもコンスタントに自宅セッション、オンラインライブ、ニューアルバムを届けてくれていたNbTからさらにおまけのEP。
本当に自分たちの作る音楽が好きで、楽しんでいることが伝わってくるバンド。
ロックのリズムに流れるようなメロディラインと伸びのあるボーカルが最高。
MUSEの次に好きなバンドを挙げろと言われたら今はNbT。
Matt Bellamy
"Cyrosleep"
コロナ下だったのでソロ曲とバンド曲のソロカバーを集めたアルバム。
バンド曲もマットが作ってるからねえと言いつつ、マットオンリーになるとピアノ多めだし、何なら映画音楽方面に行っちゃうし、でロック要素が弱よわになる。
大豆田とわ子と三人の夫
"Towako's Diary"
テーマ曲をのぞく挿入曲を集めたサントラ。
"Attachments"と"All the Same"のためだけに買う価値がある名曲。
"Youngblood"
"CALM"
これもどこかで何かを聴いて(多分Teethかな)、こりゃ大変だと思ってアルバム購入。
思ったよりも若い人たちのバンドで、歌詞はちょっと…なんというか若々しすぎてこっぱずかしいが、音楽は最高に楽しい。
きっちりロックしていて、かつ80年代終盤のような明るさと勢いがあって聴きやすい。
特にCALMは名曲揃い。
"Glowing in the Dark"
奇妙にノリのいい音楽に、美しい歌詞、Midnight Juggernautsを少し思い起こさせるが、重厚なエレクトロポップだったMJと違って、はじける泡みたいな儚さと軽さがある。
Doughnuts Hole
”おとなの掟”
遅ればせながら「カルテット」を観て、こりゃ大変とテーマソングをシングル買い。
物憂いメロディから、破滅的に盛り上がるサビが癖になる、さすが椎名林檎だぜ!な一曲。
松たか子の歌声は独特の丸みのある色気がいいし、満島ひかりの歌声はあどけなさのある危うさがいい。
以上2021年サマリーでした。
外に出られないながらも新曲・新バンド探索がんばった。映画もドラマもそれなりにたくさん見た。でもやっぱり外に出ない、友達と会えない1年間はあっという間。
我慢我慢の2年間を経て、
2022年はまだ見通し立たないから後半になるかもしれないけど、ライブ行きたい!映画館で映画観たい!友達と会って感想言いあいたいね!