デヴィッド・テナント祭り~フライトナイト(2011)
これ、1985年の映画「フライトナイト」のリメイクなんですが、私、子供のころにTVでその85年版の「フライトナイト」を観て、夢中になったんですよ。
吸血鬼役のクリス・サランドンに。
エロかった。
とにかく生々しいエロだった。
小学生が観ちゃいけないやつだった(当時はレーティングとかうるさくなかったんですよ)。
クリス・サランドンのエロさにメロメロになるガールフレンドがまたエロくなっていくので、吸血鬼ってエロの連鎖なんですか?みたいな映画だったんですけど、
リメイクの吸血鬼、コリン・ファレルなん?
それ、可愛いだけじゃん……
それで、さらに吸血鬼ハンターの役がデヴィッド・テナントって聞いて確信したわけです。
そんなフライトナイト、可愛いだけじゃん!
確信をみじんも裏切らず、それどころか斜め上のキュート映画だったフライトナイト・ザ・リメイク。
ありがとう、監督!
オリジナルの隠微な雰囲気、完璧ゼロになってるけど、ありがとう!!
コリン・ファレルは家に入れて~と困ったわんこのような眉毛で見つめてくる。
え、なんだか可哀そう…入れてあげたほうが良くない?
デヴィッド・テナントは雷でパニクったわんこのようにドタバタしている。
え、なんか面白い…しばらく眺めてていい?
っていうか、ヴィンセントの衣装誰が考えたんだ!けしからんぞ!!
けしからんポイント
・黒レザー(クロウリーの次にピチ。ヒト属性なのでムレてそう)
・ジャケットの下がラ(しかもテナ毛を剃った!)
・素肌にアクセサリーじゃらじゃら(あ、だから毛を剃ったのか…鎖に毛が絡まると痛いものね)
テナントファンなら間違いなく楽しめると思いますが、
オリジナルにむんむんしていたエロ要素はガチゼロです。
キュート要素が天井越え。
テナントのレザー度 ★★★★★(必ずしもキルトでなくてもよいNE!)
吸血鬼とハンターのいちゃつき度 ★★★★★★★★(まさかのメータ振り切れ。過去に何があったかスピンオフを作るべきだ!)
私、コリン・ファレルも推しなので、この映画、推しと推しが超いちゃつくメイドインヘブン映画なんですけど、なんで気持ちがそこまでカーッとならないのか考えてみると、やっぱりその、ファレルとテナントの組み合わせって、
わんことわんこでちょっと色気に欠けるよね。
可愛い。それは認める。
なんなら可愛い夜って副題にしてもいいフライト💛ナイトでした。
グッジョブ。