トーマス・クレッチマン祭り~イントロダクション
何があったというわけでもなく、
突然ですがドイツの至宝、トーマス・クレッチマン祭りです。
トーマス観るならコレを観ろ!な至高の3本をご紹介したいと思います。
なんで3本かっつーと、だいたいのブツがトリロジーになる昨今、2とか中途半端な感じするし、4とか多すぎる感じするしで、まあ、3.たいした意味はないんですよ…
トーマス・クレッチマンって誰?という方のためにざっくりとした説明をば。
東ドイツ出身。
モスクワオリンピックにおける水泳の強化選手として選ばれるが、
自分の手が小さいのであまり水泳が好きではなかった(本人談)こともあり、
亡命は山を越える過酷なものであったため、指の一部を欠損。
モデル等の様々な仕事を経て、ドイツ映画界にはなくてはならない俳優に。
しかし、金髪、美形のため、やたらにナチスの将校役が多く、
「ナチスの役が多いですね」
とインタビュアに言われたときは、
「いいえ、キャプテン役の方が多いです」
と答えている。よくわからないが、統計を取るとそうなのか?
ファンである私すら、キャプテンの方が多いかどうか、よくわからない理由。
それはクレッチマンの出演作の多さ!!
とにかく大量。
1年に6本とか出てるときもある(最多7本?)。
しかも、そこそこクソ映画が多い。
なんならIMDBのワースト映画のトップあたりをうろついている映画にも出てる。
好きになった俳優の映画は全部観る派の私ですら、制覇できない本数とクオリティ。
出演作選びが下手なのでは…と思うなかれ。
なんと、
「オーディション嫌いだから、来た役を受けるだけ」
とのこと(マジか…)
そのおかげでかなり無茶苦茶な映画にも出てくれて嬉しいのか悲しいのかわからない。
そんなクレッチマンの表映画3本、裏映画(観るのが物理的に困難もしくは色んな意味で困難)3本、合わせて6本を厳選してご紹介したい。
尚、クレッチマンはThomas Kretschmannで検索すると相当数の素敵なお写真が出てくるので映画以外でも楽しめます。
たぶん、写真も言われたままに仕事こなしてる(断らない)。
こういう素敵お写真から
どんな注文だったんだかわかるけど言っちゃいけない感じのするお写真まで!
まさにドイツの至宝!
長くなったし、まだ6本何にするか決めてないので(オイ)続きはまた次回。